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PNKのSDGs『カーボンニュートラル』推進宣言

PNKのSDGs『カーボンニュートラル』推進宣言

SDGsの達成へ、脱炭素は業界の最優先課題

2015年に国連が設定した「SDGs」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、国際社会共通の目標です。その趣旨に賛同した日本工業炉協会は、8つのゴールを重点目標に定め、特に環境問題においては、工業加熱プロセスにおけるCo2削減や省エネルギーによる脱炭素への取り組みを優先課題として位置付けています。

また、日本政府は2020年10月、「2050年カーボンニュートラル宣言」を発表。2050年までに脱炭素社会を実現し、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目標に掲げました。

脱炭素化は、産業政策の観点からも国の重要な政策テーマとなっています。
こうした時代の変化の中で、日本の約15%*のエネルギーを消費する工業炉分野の果たす役割は、非常に大きいと言えます。
当社は、日本工業炉協会の8つの重点目標に沿ったと取り組みを進めながら、SDGsを推進してまいります。

*出典:経済産業省 素形材産業室の資料より

日本工業炉協会が重点目標と定めた8つのゴール

カーボンニュートラル実現に貢献するPNKの技術『ICBP』

当社は、熱処理技術におけるカーボンニュートラルにいち早く取り組んできました。
最先端技術の追求は、同時に自然環境に対する負荷を極限まで小さくする課題解決策でもあると、私たちは考えています。
その代表的な技術が、真空浸炭炉『全自動真空熱処理装置ICBP』です。

全自動真空熱処理装置ICBP

従来の油焼入れと併せて高品質なガスクエンチを実現。
カーボン排出量を最小限に抑え、機械加工ラインに直結したインライン生産にも対応しています。