NIHON PARKERIZING GROUP

試験機

EQUIPMENT

高荷重/ローリング/スリップ・ローリング 評価用リグテスター 2disk試験機

使用分野

Optimol Instruments Prüftechnik社[以下:OIP社]製リグテスター2disk試験機は、高荷重の潤潤滑剤評価のみならず、潤滑環境下の転動接触における基材/硬質薄膜等の評価において欧州で実証済みの試験機です。ローラーベアリング/ギヤ/カムフロア/ホイールレールシステムのリグ試験が可能。スライディング及びスリップ・ローリング挙動を用いた高荷重のローリングストレスの影響を受けるトライボシステムの機械的な挙動を検証できます。

測定と解析

■試験タイプ

  • 滑りを伴う連続回転[調整可]
  • 回転方向を定期的に逆転可能
  • 静止vs回転[コンポーネント試験用]

■接触部位形状

  • φ45mm or φ60mmのテストディスク[標準形状]
  • クラウン形状のディスクも使用可能
  • ご要望に応じて大型ディスクにも対応可能[特別設計]
  • コンポーネント試験セットアップの実装も可能[要相談]

■オプション

  • 摩耗量測定
  • アコースティックエミッション測定
  • 電気接触抵抗値測定
  • 試験ディスク温度測定(片側のみ)
  • 試験ディスク温度測定(片側のみ)
  • 駆動軸冷却(冷水循環式)
  • オイルポンプ
  • 2disk 高分解能測定 [HRA]

OIP社製2disk試験機

駆動軸冷却(冷水循環式) 摩耗量測定センサー

振動摩擦摩耗試験機 SRV®5 [DIN51834準拠 世界標準のディファクトスタンダードトライボメーター]

未来への挑戦を見据えた最新のトライボ分析テクノロジーを日本へ

適応分野

1980年のSRV®I販売開始以来、SRV®II / III / IVを経てその第5世代
SRV®5が2013年にロールアウト。日本国内においてSRV®5まで通算98基の導入実績[2020年4月現在]を誇るトライボ試験のディファクトスタンダード試験機です。
その適用分野は多岐にわたり、潤滑剤/添加剤/基材/硬質薄膜のトライボ性能評価は勿論、実際の部品を固定/保持し使用される実環境を模擬したトライボ試験が可能です。

試験可能なアプリケーション例

  • 併進オシレーション試験 /フレッチング試験 [点/線/面 接触]
  • ローテーション試験 [ボール・オン・ディスク/ピン・オン・ディスクその他]
  • 潤滑剤[オイル/グリース/個体潤滑剤]のスクリーニング試験
  • セラミック/硬質薄膜/個体潤滑被膜 等のトライボ特性評価試験
  • 実部品を利用したトライボ試験 [ピストンリングvsライナー/ ピストンピンvsコンロッド等]
  • 高温[Max.1000C]環境下 / 低温[Min.-45℃]でのトライボ試験
  • その他、ホルダー/治具の変更で高い自由度で多様な試験に対応可能

※上記試験にはオプションが必要になる試験を含みます。オプション選定に関しては弊社製品事業本部までお問合せください。

技術資料ダウンロード

SRV®5オシレーションモード

SRV®5高温オシレーションモード

SRV®5ローテーションモード

SRV®5コンビドライブモード

ポータブル式冷却能測定器 SMARTQUENCH II

使用分野

下記の場合における焼入れ油槽中の熱処理剤冷却性能の測定
焼入れ槽中の様々な場所における冷却能の測定
冷却能に影響する流速の調整
使用年数と汚染による焼入れ剤の冷却能の経時変化の管理
実験室における測定
各種焼入れ剤、例えば焼入れ油、ポリマー焼入れ剤、水及び塩浴の管理

使用方法

熱電対を内蔵するセンサーを希望の温度(一般には850℃)に加熱し焼入れ剤中に投入する
温度変化の過程がコンピュータに記憶される
ハンドユニットに記録された測定データは、PCと有線・無線で接続でき、管理が可能


薄膜分析測定器

スクラッチテスター

母材に対するコーティング薄膜の付着力を定量的に測定し、薄膜の破損に対する予測とコーティング部品の品質管理が可能
ハードコーティング薄膜・めっき膜・ディスプレイパネルの付着強度測定

トライボメーター

ボール・オン・ディスク方式でボールに荷重を付加してディスクを回転させる時、ボールの支持台に付着させたロードセルを通じて摩耗の深さを測定し、摩耗量を計算
PC制御によるデータの収集及び分析機能

ストレステスター

薄膜が圧縮応力または引張応力を持っている場合、基板/薄膜の複合体の変形された曲率を測定して薄膜の残留応力を測定
曲率はステージ上の試験から反射されたレーザービームの反射角度を測定し計算

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