NIHON PARKERIZING GROUP

予知保全遠隔監視システム

予知保全遠隔監視システム

熱処理設備は、その特殊な工程ゆえに連続操業が余儀なくされ、ひとたび不具合や故障等が発生すると設備は長時間停止に至り、時にはライン停止等の生産に支障をきたす自体に陥ります。それを防ぐ為に設備保全部署は、予防的に過去の経験等から決められた周期で事前に部品の交換やメンテンスが行われてきました。

当社のシステムは、予知保全として、近年発達している各種センサーやモニター機器を低圧浸炭処理設備ICBPの装置各部位(真空ポンプ、冷却水配管、電極等々)に取り付け、真空熱処理ラインの以上を事前に察しするシステムです。

予知保全

各装置の動作時間、電流値、圧力、流量、振動等のパラメータに閾値を設けて、現場もしくは遠隔地で事前に異常の兆候をキャッチすることにより、不具合が起こる前にその対応が可能となり、熱処理設備の突発的は停止を防ぐことが可能です。

遠隔監視

熱処理設備の運転状況を見える化し、設備稼働状況、生産状況、メンテンス状況を遠隔地より監視するシステムです。
このシステムにより現場にいなくても、熱処理設備の見える化を実現し、設備の状況や生産状況をリアルタイムで把握することが可能です。また、各種警報も把握できますので、遠隔地に居ながら的確な対応を指示できます。

システムの概要

運用事例