バッチタイプ低圧浸炭炉 ECOシリーズ
バッチタイプ低圧浸炭炉 ECOシリーズ
従来のガス浸炭炉からの置換えが可能な加熱セルと焼入れセルで構成されたダブルチャンバー型低圧浸炭設備
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- 変成ガス発生装置は、必要ありません。
- フレームカーテンはなく、火災の危険もありません。
- 加熱セルは水冷ジャケット構造により炉体からの放熱はありません。
- 高度に最適化されたエネルギー消費とサイクルタイムの削減を実現。
- 冶金学品質の向上が期待されます。
Size(LxWxH) GasQuenching OilQuenching BatchWeight 600x450x450 〇 〇 200Kg 1000x610x660 〇 〇 500Kg 1230x700x750 〇 800Kg 1220x910x910 〇 1500Kg
ECO 1277 -主な特徴-
- 炉内有効寸法: 1230 mm x 700 mm x 750 mm
- 処理重量(グロス) : 800kg
- 搬送高さ 1200 mm FL(ピット1100mm)
- 最高使用温度 : 1050°C ‒ オプション 1200°C
- 温度分布 +/- 5°C(800°C ~ 1050°C)
- オプション : 炉内攪拌装置(900°C)
ECO 1277 -プロセス-
低圧浸炭(Low pressure carburizing)
浸炭プロセスに使用されるアセチレンガス及び窒素ガスは、マスフローコントローラーにより正確に制御され、独自の噴射技術により炉内に正確に噴射され、高精度な浸炭品質を得ることが可能です。
既存ガス浸炭ラインへの統合
- ICBP ECO1277 THは、周辺装置や搬送装置を変更することなく、既存ガス浸炭ラインへの統合が可能です。
ICBP ECO 1277 THの優位性
- 確立されたICBPのテクノロジーを採用。( 25年以上、1674 cells 生産)
- 高い生産性レベル (シミレーションソフトであるInfracarb プロセスと ICBP FLEXコンセプトを使用)
- 最適化されたメンテンス
- ランニングコストの削減
- フレキシビリティ (素早いシャットダウンと起動)
- ユーザーフレンドリーなインターフェイスとプロセス管理
- コールドウォール技術(炉壁からの放熱はなし)
- 真空技術 = 電気加熱式設備: 排気されるガスにはCO2ゼロ
- 安全で清潔な作業環境。
- 機械加工ラインへの統合可能