SRV®5 振動摩擦摩耗試験 受託試験
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約40年にわたるSRV®の販売実績と知見に基づき、エンジンオイルにおける添加剤の種類や添加量による性能評価から、油中での各種コーティング被膜の評価など、幅広いシミュレーション試験を実施し、信頼性の高い解析結果を報告いたします。
SRVは当社と業務提携しているOptimol Instruments Prüftechnik GmbHの登録商標です。
工程
SRV(Schwingungs Reihungund Verschleiss)試験機とは、振動摩擦摩耗試験機のことを言います。摩擦摩耗試験機は、一般的に試験片同士がどのように相対運動するかによって分類されます。同試験機は往復動型すべり摩擦摩耗試験機の一種で、短距離を高速で振動的に摺動させる試験に多く使われています(弊社保有設備では低荷重・低速での試験も可能です)。
摩擦摩耗試験メニュー
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オシレーション試験 点接触 線接触 面接触
詳細
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オシレーション試験による表示/記録可能な変数 変数 分解能 摩擦係数[μ] 0.001 試験荷重[N] 0.1 ストローク[mm] 0.01 周波数[Hz] 0.001 温度・所定温度(℃) 0.1 チャンバー内温度 0.1 摩擦点付近温度(℃) 0.1 チャンバー内湿度(%) 0.1 電気抵抗[Ohm] 0.1 -
設備仕様(オシレーション試験) 標準仕様 オプション 荷重 1〜2000N 0.5〜100N 周波数 1〜500Hz 1〜0.001Hz ストローク 0.01〜5.0mm 温度 Rt〜+350℃ -35℃〜+350℃ 測定姿勢 0〜90度 湿度発生装置 30〜90% *オプション仕様での試験も可能
オシレーション運動動作パターンの選択可能 | ||
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図をクリックすると拡大してご覧頂けます。 | ||
測定姿勢の変更も可能(より現実に近い環境を擬似的に再現) | ||
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ピストンリング・ホルダー *実ワークで測定する場合は別途冶具作成が必要。上記写真は冶具の一例 |
V型エンジン内のピストンリングとシリンダーの摺動環境を擬似的に再現(一例) |
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45度傾斜姿勢 |