SP-NITE

工程

高合金鋼（オーステナイト系ステンレス鋼等）、難窒化材料へのガス窒化処理
低温、長時間窒化処理によるステンレス材の高硬度、耐食性を兼ね添えた処理
素材強度維持を目的とした低温窒化処理
分析装置によるアンモニア制御の自動化
処理前の真空排気、窒素パージによる炉内無酸化雰囲気の向上
ガス分解炉による排気ガスのクリーン化

SP-NITE処理法と従来処理法の断面組織比較

• 従来法
  

  材料SUS304 580℃x3h 活性ガス無し 窒化層不均一

  材料SUH35 580℃x3h 活性ガス無し 窒化層不均一

• SP-NITE法
  

  材料SUS304 580℃x30min 窒化層:40μ均一 Hv(0.05)1340

  材料SUH35 580℃x30min 窒化層:27μ均一 Hv(0.1)1300

同一炉内における炭化水素系ガス(CXガス)による製品活性化
処理パターン入力による、自動工程制御

高強度・高耐食性SUS材のSP層

同一炉内における炭化水素系ガス(CXガス)による製品活性化
処理パターン入力による、自動工程制御

低温窒化処理前後の処理外観

• 
  SUS304材
• 
  SUS316材

低温窒化処理前後の表面観察SEM像

• 
  SUS304 未処理
• 
  SUS304 SP-NITE(430℃)
• 
  SUS304 ｲｿﾅｲﾄTF(580℃)

低温窒化処理前後の面粗度

低温窒化処理試片の性能確認(表面硬度、断面組織、耐食評価)